
都心を離れると、切実な医師不足が全国的に問題となっています。
診療所勤務を希望する若者が減り、都会の総合病院での勤務に人気が集中しています。
学校との提携も大きな病院が多いので、田舎の地方では医師が不足し、治療が遅れるという惨状です。
大学側もこういった事態を重く受け止め、僻地の病院へ就職すると奨学金免除などの対策を行っていますが、事態はあまり良くなっていません。
小さな病院よりも総合病院の方が、最先端技術を学ぶ機会も色々な病気の治療に関わる機会も多くあります。若者の勉強意欲が叶えられる病院が、田舎には少ないというのも理由のひとつかと思われます。
また、先ほど少し触れた診療科内での勤務人数のバラツキも切実な問題となっています。
医師だけでなく、看護師にも産科や小児科は避けられている科です。
24時間常に医師が必要な産科は、体力的にもかなりしんどいとされる場所です。バラバラの生活サイクルを繰り返すことで、体調を崩してしまう人も少なくありません。
働いている人は、皆体力に自信のある人ばかりです。
過酷な現場ではありますが、生命の誕生の瞬間に関わることができるので、喜びも大きい現場です。
小児科は、親族の対応で精神的に参ってしまう人が多いようです。
我が子のことになると親は必死になりますからね。